2014/10/7
千葉 ANGA
TICKET:¥1,500+1Drink
OPEN:18:00 / START 18:30
act:
ぬ
21g
ネルマーレ
すぃすぃず
MATTEKUDASAI
琴線に顔を成し、: 19:50〜
2011/9
影が手を伸ばす それを払いのけた
夕日が手を伸ばす 朧げな明日を掴んだ
置き去りにした 少年の夢
今も変わらず 消えることなど無い
然れど今では 傷つかぬように
箱に詰め込んだ 彷徨い影法師
目を瞑れど眠れない 瞼に溢れる彼の声
須らく僕の真横を 通り過ぎ消えゆく
やふやふ翳りゆく 山端を見つめよう
静寂に溶け込んだ 雄々しき木葉梟
千切れた朧月 稚児の時に見えた
幻も夢の中 遊びの中に散る
漂う 嗚呼漂う 半紙に乾く墨
悠然と舞い踊れ ヒラヒラヒラヒラ踊れ
をさをさ知りまじき 汝が言の葉の裏
寒風吹き荒ぶ 木々の囁き哉
裁くは君だ 土の欠片を呑め
諦念を埋め立て 明くるその陽を見よ
そこに立っている女は天使のようだった
女の立っている世界は地獄のようだった
女も世界も殺した
少なくなってる生の現出 抱えきれない機械化の波
僕が高層ビルから飛んでも 煩わしい気持ちが通るだけ
豪奢な模様の紙切れを 全部シュレッダーにかけて
燃やして焚き火でもすれば 凍える人も減るだろう
幸せは何処にあるんだ 試されていく言行、思想
朽ちてく体抱きしめて 破壊衝動叩きつけて
何せ其処は世界の果て 左右の嘴ひしゃげて
目に映る全てのものが 等価値だから意味がない
黒いクマの貯金箱片手に 幾千里を旅して托鉢
山積した苦悩から ふと、あの鐘の音が響く
吹き抜ける風 立ち尽くす君
揺蕩う大地 光差す記憶さえ
全ては遡る 眩暈うほど
始まりに
幸せは何処にあるんだ 枯渇していく希望、観測
生きてる命殴りつけ 自殺願望抱きしめて
何せ其処は世界の果て 透明な少女が住んでいる
彼女にかかれば僕など 青い闇に連れ込まれて
盲信か幻惑か薄弱な機能不全
有能なタブーとたしかに内在している真実
助け合いを謳った車に轢かれて猫は死ぬ
あれは僕だ
あれは僕だ
横たわる冷めた君に せめて最後の手向けと
魚影を捉えた感覚を 吐き出して事を終えた
とても小さな球体は もはや動くことなどない
ましてや羊の眠りを 醒ますことなど出来ない
死体の山で生きている 血を吐いて叫んだ
死体の山を見ている 吐かれた血を飲んだ
タイムマシーンに乗って得意の詭弁
雨曝しの野良犬が咥えて行った
吃音症の娘たち 口を揃えて
裂けたノートの切れ端 探している
切れ切れ布塗れ無味に睨めつけ
動物の虐待を見て涙する
この世界に一人だけそれは自分です
だから僕の死ぬときは世界も道連れ
でしょ?
頭のファスナー ナイフで開けたら
テレビの砂嵐 とめどなく 溢れ出した
僕でよければ 差し出すよ
僕だけは 出来る気がするんだ
するんだ
時は流れたりはしない常に溜まってく
世界は僕なんだから、一つ限りさ
水槽をドロ水が満たすその時
僕の携帯は根元から折れるんだ
そして僕ら自由の身
私の全てが霞んでいき
全ての私が霞んでいき
全ての全ては霞んでいく
サカサマ ぼやけた 反芻 聴こえる
ラクガキ 円環 抜き出す まほろば
辿り着いた夜 朝まで眠る
まどろみは産声をあげて
広がっていく 知覚、感覚!
逆らう沈黙 体感をひたと迫る
渦巻く光源は全ての瞼を貫き
透き通るのだ
ただ、
荒ぶる時代のうねりから 生まれた小さな輝きに
気付かぬ者は居ないだろう 微かな犠牲の果てに
罪の意識に支えられた 人のいく末赤き土に
無数の線が流れ出て ただ、魂を鎮める
2012/6
ついていく
尖らせた感情の海
耳の奥
蘇るあの情景
泣いてるのはあの日の君
ついていく
ペルソナを破壊して
ついていく
泳ぐ
泣いてるのはあの日の君
泣いてるのはあの日の僕
生きてるのはあの日の僕
2013/12
いつものようなこと
それが出来ないんだ
何が欠けたのだろう
何を埋めればいい
それは君の傲慢さと聡さの境界線
罪もなく生きていけるなんて夢物語
誰かに助けを求めたところで腐敗した
浅知恵を鵜呑みにするほどさ僕は
「君の死ぬところを見ないと僕は満たされないんだ」
なんて君に言ったら君はどんな顔を見せたの
意味を探るには
私には遠すぎる
ただ彼の帳に
火のついた蝋燭
君は聡くあまりにも聡く、そこで気がついた
自分さえも一つの代償を果たす鍵だと
人と人が繋がるためには犠牲を果たすことが
遺された愛に向けての最後の手向け
「エゴとラブを天秤にかけるまで私は強くない
ただ貴方のためになるなら この身消えてもいいわ」
「何の疑念もないよ」
「そう、それだったら、それも一つの形。私もそれがいいと思う」
なんて君に言ったが君はどんな顔を見せるの